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「安全運転・健康運転のための トラックドライバー睡眠マニュアル」が登場。ドライバーは必読

2018年6月から点呼時の睡眠チェックが義務付けられるなど、安全運転と健康運転における睡眠の重要性が見直されている近年の傾向を受け、全日本トラック協会は「安全運転・健康運転のためのトラックドライバー睡眠マニュアル」を作成しました。本マニュアルは「実践編」「知識編」「点呼編」の3部から成ります。

実践編

実践編では、日々の運転の中で起こる困りごとのうち、睡眠にまつわるものを14の悩みをピックアップ。Q&A方式で原因と対策が紹介されています。

たとえば「睡眠時間が短いか不安だ」という悩みに対しては、「前日の睡眠時間が短いかなと思っても、昼間に眠くならなかったら、睡眠時間が足りている証拠」と適切な睡眠時間を測るバロメーターを紹介した上で、「もし眠気が生じたら、その晩は、いつもより1時間くらい早く寝ましょう」「休みの日にはなるべく夜間に寝る習慣をつけましょう」と、睡眠不足の場合にできる対策も指南しています。

さらにはドライバーだけでなく運行管理者に向けても「帰りの点呼の時に、ドライバーが午後2時~4時の間に眠気があったと申告したら、睡眠不足である証拠です」と、睡眠不足のドライバーを発見する方法を紹介。「もし短い睡眠時間が3日以上続く場合は、事故の危険性が高まります」と、どの程度から事故のリスクが上がるのかについても解説しています。

また、特に睡眠不足に陥りやすい夜間運転のドライバーについては「夜間運転に慣れているドライバーでも、夜間運転時には眠気が生じやすくなるのは自然なこと」とした上で、「最も眠くなるのは深夜4時~6時。その前に充分な仮眠を取る」「午後7時頃は仮眠に適さない」と適切な睡眠の取り方を紹介しています。

知識編

知識編では、睡眠と安全に関わるさまざまな知識を紹介。睡眠の果たす役割や眠くなる理由や、良い睡眠の基準といった基本的な知識の他、より良く眠るための方法、食事と睡眠、飲酒と睡眠の関係など、日々の暮らしに照らし合わせた知識も。

さらには自分が朝方か夜型かを知り安全に運転できる時間を確かめる方法、加齢によって起こる睡眠の変化、女性ならではの睡眠の悩み、睡眠にまつわる病気や薬と睡眠の関係など、個々人の悩みに寄り添った知識も取り上げられています。

点呼編

点呼編では、運行管理者が点呼を行う際、ドライバーの安全や健康を守るために気をつけるべきポイントがまとめられています。

年齢や体温の高低、家族構成や通勤時間といった生活環境、運転の距離や時間など、ドライバーひとりひとりのライフサイクルを把握すること。声や表情から読み取る睡眠が足りていない人の特徴を頭に入れておくことなど。

また点呼時における睡眠の聞き方がチャート形式で掲載されています。チャートは「早朝・日中ドライバー向け」と「夜間運転ドライバー向け」の2種類。それぞれのシートで、就寝時間、睡眠時間に対する適切な評価方法、および指導方法が紹介されています。

文/BUY THE WAY lnc.

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