> > 運送・引越し業者のキャラクターを紹介

ドライブワーク通信

運送・引越し業者のキャラクターを紹介

社会の屋台骨を支える運送・引越し業者には、イメージアップのためのキャラクターを起用しているところが少なくありません。
今回は可愛らしいものから少しシュールなものまで、様々なキャラクターを紹介していきます。

クロネコ(ヤマト運輸)

運送業者のキャラクターといえばまず最初に思い浮かぶのがヤマト運輸の「クロネコ」。1919年の創業から38年が経過した1957年に登場しています。参考にしたのはアライド・ヴァン・ラインズ社のシンボルマークである「親子猫マーク」。このマークに込められた「母猫が仔猫を加えて運ぶように、お客様の荷物を大切に扱う」という思いに、ヤマト運輸の創業者である小倉康臣氏が共感。

アライド・ヴァン・ラインズ社の許可を受けた上で、クロネコをイメージキャラクターとすることが決まりました。デザインの原案となったのは、ヤマト運輸に勤めていた社員の、当時6歳の娘が画用紙に描いた一枚の絵。「原作」となったこの絵の所在は、2016年にヤマト運輸の倉庫から59年ぶりに見つかり、話題になりました。

飛脚(佐川急便)

クロネコと並んで有名なのが佐川急便の「飛脚」。2007年からは現在の宅配業者をモチーフにした「新飛脚マーク」が登場しています。一方で2007年以前に採用されていた赤褌の飛脚マークも印象的。

90年代には「トラックに描かれた飛脚の赤褌に触ると幸せになれる」という都市伝説が流れたこともありました。未だに「佐川といえば赤褌の飛脚」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

パンダ(サカイ引越センター)

引越し業者のキャラクターには、ゾウやキリンなど様々な動物が起用されていますが、中でも有名なのはサカイ引っ越しセンターのパンダではないでしょうか。数ある動物の中からパンダが選ばれた理由には諸説ありますが、前身である「アーイ引越センター」から現在の「サカイ引越しセンター」に屋号を変更した1981年には、日本に空前のパンダブームが巻き起こっていたため、その人気に便乗したという説が有力です。

また2012年にはパンダの名前を一般公募したこともありましたが、「ひとつに絞り込むことができなかった」ということでネーミングが見送られるという出来事もありました。

ゾウ(NEW松本引越しセンター)

こちらも引越し業者。NEW松本引越センターのゾウです。前身である松本引越センター時代「キリンさんが好きです。でもゾウさんはもっと好きです!」というCMが一世を風靡しました。そんな松本引越センターですが、2008年に民事再生法の適用を申請。

現在は「株式会社まつもと」が引っ越し事業を引き継ぎ、同社がフランチャイズ展開する「NEW松本引越センター」として2010年に生まれ変わりました。ゾウのキャラクターも健在です。

カーゴくん(物流博物館)

どこか懐かしいCGで描かれたカーゴくんは、東京都港区にある物流博物館のマスコットキャラクター。物流のことを学んでいる小学5年生の未来型AIロボットです。身体一見ダンボールのようですが、実は物流にまつわるデータがつまった超合金。身長146センチに対して体重は1.2トンと、かなり重めに設定されています。

文/BUY THE WAY lnc.

ドライブワーク通信バックナンバー
  • 白トラ行為への規制強化 ポイントを解説
    2026年4月1日より、貨物自動車運送事業法の改正法が一部施行され、違法な白ナンバートラック(白トラ)への規制が強化されます。従来の白トラ規制は、主に運送を行った事業者が処罰の対象でしたが、この規制強化により、運送を行った荷主も責任を問われることになります。
  • 冬用タイヤは「溝深さ」に注意 重要性と確認方法を紹介
    冬季のトラック輸送では、路面の凍結や積雪がある地域での走行が避けられず、冬用タイヤの装着が不可欠です。しかし、安全に走行するためには、単に冬用タイヤを履くだけでは不十分で、適切な管理が欠かせません。なかでも特に重要なのが、タイヤの「溝深さ」です。本記事では、大型車の冬用タイヤにおける溝深さの基礎知識や重要性、点検方法などを分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
  • 1月開催!外国籍ドライバー採用に向けたネパール視察ツアー企画!
    2024年3月、特定技能制度に追加された自動車運送業分野。弊社アズスタッフでは先行して特定技能ドライバーの教育事業をネパールにて展開し、依頼に対して迅速な対応ができるように、準備を進めてきました。現在は教育を終えて内定を待っている候補者が多くいるため、圧倒的なスピード感での入国を実現させることが可能となります。ネパール現地では国家資格を有する日本人の教職員を駐在させ、ドライバー教育を行っております。そして今回、1月21日(水)~23日(金)にかけ実際の教育現場の見学や、現地の日本語学校、教習所を視察し面接が可能なツアーを開催することが決定いたしました。今回はその内容についてご紹介します。
  • 現地教育
    弊社アズスタッフでは、ネパールの現地企業と連携した特定技能ドライバー教育事業の開始を発表しました。2024年3月、特定技能制度に自動車運送業に追加されましたが、現状はまだ広く浸透していないことを背景に、アズスタッフでは、国家資格を有する日本人の教職員を現地に駐在させ、ドライバー教育を行う事業に乗り出しました。今回はその現地での事業の内容をご紹介します。
  • ヨシ! 「仕事猫」が車輪脱輪事故防止を啓発
    一般社団法人日本自動車工業会は、人気キャラクター「仕事猫」とコラボし、大型車の車輪脱落事故防止を啓発するチラシを制作しました。本記事では、車輪脱落事故の概要や原因、日常的に行える対策などを紹介していきます。「仕事猫」や、「車輪脱落予兆検知装置」についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。

ドライブワーク通信一覧へ

Copyright (c) Az staff Inc. All Right Reserved.