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女性ドライバーが運転しやすいトラックのあり方とは

2019年4月4日。国土交通省は女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方についてアンケートを取り、その結果をもとに資料を策定しました。

策定の背景

トラック業界は深刻なドライバー不足に悩まされています。平成31年1月の時点で、トラックドライバーの有効求人倍率は3.03となっています。この3.03という数値は全産業平均の1.56と比べて2倍近くもあり、トラック業界の人材不足が他の産業と比較してもいっそう深刻であることを示してます。

ドライバーが不足している原因は幾つかありますが、そのうちのひとつに、女性ドライバーの少なさが挙げられます。トラック業界内で女性が働きやすい職場環境を整備し、女性ドライバーの数を増やすことができれば、ドライバー不足解消に向けた大きな一歩となります。

女性ドライバーの採用については「積極的に雇用したい」「応募があれば採用を考えたい」といった意見が各事業所からも多く、その期待値は業界全体で高まりを見せています。

女性ドライバーにとってより良いトラックとは?

女性ドライバーのにとってより良いトラックとはどんなものでしょうか? 今回策定された資料の中では「安全性」と「仕様上の使い勝手」の2点が挙げられました。

▽安全性
安全性については「今後、無人運転や荷役の自動化が進むまでは」と前置きした上で、トラックの運転性だけではなく、荷役面での作業性にも優れていることが重要としています。

・運転性
運転性の面では現時点でも、交通事故時の乗員保護の観点から、SRS エアバッグ、ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト、衝撃吸収ステアリングシャフト&ホイール、サイドドアビーム等が、すでに多くのトラックに搭載されています。また安全運転をサポートする装置として、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報及び車両安定制御システムが義務化されている他、ACC、車両ふらつき警報、ドライバーモニター、サイドビュー&バックアイモニターといった機器が導入されています。今後はさらに安全運転支援技術を活用した隊列走行などを実験レベルから進め、トラックのハードと車両繰配の両面から安全対策を行っていくとしています。
・荷役面での作業性
力仕事の側面が強い荷役作業の負担を減らすことは、女性ドライバーが活躍する上で非常に重要です。今後の改善点としては、作業の省力化や、荷役作業に使う各設備を軽量化することに加え、荷台上での作業を容易にしえいくことなどが挙げられます。
▽仕様上の使い勝手
仕様上の使い勝手については「業務上のサポート」と「快適性・操作性」が重要としています。

・業務上のサポート
業務をサポートする上の仕組みとしては、仕事用の物や私物を整理整頓して収納するだけのスペースが確保されていることが、男性ドライバーの場合よりも重視されることが分かりました。また車内に充分な明るさを確保できるかという点も見落とせない視点です。
・快適性・操作性
休憩時にリラックスできる環境であることが特に求められます。キャブ室内が快適で、きちんと披露を回復できる設備を備えていること、プライバシーを確保できることなどがチェックポイントになります。また日差しに配慮し、紫外線対策ができるようにしておくことも大切です。

文/BUY THE WAY lnc.

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