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ルート配送と比べてラクってほんと? センター間配送の業務内容

はじめに:センター間配送って何?

センター間配送とは、店舗ではなく、倉庫間を行き来して荷物を運ぶ業務のことです。
センターは別名で流通センター、配送センター、デポなどとも呼ばれ、大きさも小型のものから大型のものまで様々ですが、集まった荷物を仕分け、保管し、各店舗に効率よく配送するための機能が備わっているという点では共通しています。
店舗配送とは異なり、積み下ろし時間がかかるほか、センターでの待ち時間が2時間ちかくかかる会社もあるので、1日に配送する件数は少ないものがほとんどです。

ルート配送とのどう違う? センター間配送のメリット・デメリット

“配送”と聞いて思い出すのは、コンビニやスーパーなどの店舗に直接届ける「ルート配送」ですが、センター間配送よりも一般的にキツいと言われています。例えば店舗に駐車する際、毎回駐車場の状況が違うので面倒、飲食系のカゴ車が重くて大変といった物理的な理由のほか、配送しているコンビニの本部の人間に、規則に違反していないか等の追走・監視が煩わしかったという声も聴かれました。
一方で、センター間配送は長距離運転にはなりますが、ルート配送よりも回る件数が少なくて済みます。また、店舗ではなく、大きな設備を搭載したセンターを回ることがほとんどなので、荷卸しも手積み・手下ろしと比較するとはるかにラクだという認識が業界内でも広まっているようです。
総合的に考えると、センター間配送のほうが楽で割が良いのですが、その分求人も少なく、キャリアが長いドライバーに仕事が回りやすいという現状があります。ほかの配送形式でも潰しが効きますし、まずは手堅くルート配送で経験を積んでおくのが良さそうです。

センター間配送の条件・待遇ってどうなの?

センター間配送はルート配送に比べ、一般的に負担の少ない業務内容と言われているため、割が良い仕事として紹介されることも多くあります。トラックのトン数にもよりますが、賃金も20万円~40万円まで幅があり、エリアや勤務時間、ご自身のライフスタイルを加味して自分に合った会社を見つけておくのが良さそうです。
勤務体系も雇用先によってかなりバラツキがあり、昼から夜にかけて、申請すれば月8回の休みが取得できるといったところもありますが、夕方から深夜、深夜から明け方までなど、困難な条件のもとで働かなければいけないところもあります。後々もめないよう、事前によく確認しておくと良いでしょう。

こんな人が向いている! センター間配送ドライバーの適性とは

センター配送は、待ち時間や積み降ろしに時間がかかるため、時間も店舗配送と比べて長めな上、運転自体も長距離に渡ることが多くあります。そのため、忍耐や精神力のある方に向いていると言えそうです。
言い換えれば、配送業の中でも変化の少ない仕事を希望する人は得意な領域の業務かもしれません。 また、各店舗を回り、店長と話をするルート配送業務に比べると、コミュニケーション能力に自信がない人でも比較的楽に働けます。
会社ごとにも特色がだいぶ異なりますが、適性と条件を鑑みて自分にピッタリの業務を探してみてくださいね。

文/BUY THE WAY lnc.

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