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外国人が好む募集要項


2025年春、特定技能制度に新しく追加された業種「自動車運送業」。
現在、少しずつ参入企業が増え、採用活動を行っている企業が増えています。
今後さらに多くの企業が参入し需要が供給を超え、人材の引き合いが見込まれるこの制度ですが、外国籍ドライバーが集まりやすい募集要項はどういった内容なのでしょうか。
今回は、外国人の候補が好む条件について実際の声も参考にし、ご紹介します。

・給与

ドライバーになりたいと考える外国人の方の大半の理由はより多くのお金を稼ぎたいと考える人になります。それを目的にほかの特定技能から転職をする方や現地で免許を取り、日本に入国するため教育を受ける方が多くおられます。もちろん、運転が好きで自分の趣味を職業にしたいと考える方もおられます。その中でも給与面を上げたいと考える方は多くなります。

・残業

続いて残業について。現代の日本では残業について、少ない方が好ましいと考える方が多いと思いますが、外国人の方は少しでも多く働いて多くお金を稼ぎたいと考える方が非常に多いです。残業が少ないことや休日が多いといった日本人にとって大いに好まれる条件であっても外国人に対しては好ましい待遇と思われない可能性があります。特定技能1号が5年間しか在留期間がないという点でも、現地の家族のために少しでも多く稼ぎたいと思う方や今後の生活のために少しでも多く貯蓄したいと考える方が多いということもその理由の一つといえます。

・福利厚生

続いて福利厚生について。外国人の方が最も好む福利厚生で多いのが住宅、移住のサポートです。外国人ドライバーの特徴として勤務場所にこだわりがある方が少ないというところが特徴の一つになります。それにより、引っ越しを行う方が多いため、引っ越し費用と家賃光熱費がかかってくること。また、海外から日本に入国してくる場合でも、住居に費用が掛かります。その際の家賃補助や引っ越し費用補助に対してすごく興味を持たれる方が非常に多いです。そのため、福利厚生に家賃、引っ越し費用補助がある場合、外国人は非常に入社したいと思う方が増える傾向があります。福利厚生にそういった内容を盛り込むことは外国人ドライバーの引き合いを優位に進める大きな「カギ」となるといえます。

以上が外国人ドライバーが集まりやすい募集要項の内容です。こういった内容を盛り込んでいくことで今後外国籍ドライバーの需要が爆発的に増加していった際の1つの対策となります。外国人ドライバーの受け入れを今後お考えになられている企業様はこういった内容のほかにも有益な情報などございますのでぜひお問い合わせいただければ幸いでございます。

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