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ネパールでの現地採用面接

アズスタッフが行う「外国籍ドライバーの紹介」において、第一の供給国であるネパールの人材育成の状況の視察と、実際にネパール人材の採用を希望するお客様による現地の面接を実施しました。
面接実施企業様:埼玉県戸田市 某物流会社様
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2名の求人に対して応募がなんと20名(笑)
さすがは、海外という感じです。
応募者は皆ドライバーの経験者で年齢層は20~30代メインで40代の方が2名ほどいました。
日本語レベルは、まちまちで勉強をスタートしていない人から、
勉強をスタートして2週間ほどの人(自己紹介だけは日本語でできるレベル)が混在している状況。
この段階で20名の候補者を10名に絞りました。

続いて、対面面接を通過した10名に対して、 小型のダンプのような車で運転試験を実施しました。 ポールが立てられたコースを走りS字に曲がったり、こう配をかけ上がったりする試験です。 結果は、、、。 1回でもポールを倒してしまった人が5人 ノーミスの人が5人とちょうど半々ほどの割合でした 最終的には ノーミス者5名のうち、2名を内定、2名を仮内定という形で終了しました。 ここから、内定をもらった彼らは約半年間程の時間をかけ、日本語試験に合格をし日本に来る流れとなります。
日本語学校の風景![]() |
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みなさん、非常に意欲的に授業を受けていました。
こちらは、アズスタッフが契約を結んだ送り出し機関と連結をしている日本語学校になります。(ネパール最大規模)
実際に見た感想として現地側の教育体制や、就業意欲というのは非常に高く、
外国人に対して先入観や固定概念が強い人もこの状況を見れば意見が変わるんだろうなと感じました。
ぜひ現地視察に興味のある企業様いましたら、お声がけください!
ネパールには、トラックドライバーの経験者が非常に多く、国がヒマラヤ山脈と面していることもあり、山間部の長距離輸送などをしていた方も多くみえます。
現地で面接をすることで、彼らの運転技術や、人柄等をしっかりとみることができ安心した採用を行うことができます。
今回集まってもらった候補者の多くが国内での仕事に不安を頂いており、日本に来て働きたいと強く願っておりました。
スキル面は、現地の教育機関により日本流の交通ルールの教育や、日本の文化の教育を行い、日本語についてもしっかりと勉強をして試験にクリアをさせていきます。
ドライバーの人手不足といわれている日本において、彼らが活躍し運送会社と外国籍ドライバーの双方が喜ぶ未来を心より願っております。
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外国人が好む募集要項
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2025年7月、全日本トラック協会(全ト協)は、「いい仕事は快適な睡眠から 」と題した啓発チラシを公開しました。これは「ドライバーの健康増進に向けた取組の推進」の一環として作成されたものです。そこで本記事では、トラックドライバーの睡眠不足が招くリスクや、睡眠のチェック方法などについて解説します。 -
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