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ドライブワーク通信
ギオン、美容室TAYAとのコラボ企画を実施 女性ドライバーがヘアメイクで変身
2024年7月17日、物流事業を手がける株式会社ギオン(以下:ギオン)は、美容室「TAYA」を運営する株式会社田谷(以下:TAYA)とコラボレーションした特別企画「女性ドライバー大変身」を実施しました。

物流業界ではドライバー不足が大きな課題です。厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、トラックドライバーの有効求人倍率は2023年4月の段階で2.11倍となっており、全職業の平均は1.13倍と比較しても人手不足が深刻な状況といえます。
また、トラックドライバーは、女性の進出が他の職種と比較しても進んでいません。そこで、国や運送業界は、人手不足解消に向けた一手として、女性ドライバーの積極的な採用に乗り出しています。しかし、「トラックドライバーは男社会」という固定観念は未だに根強く、女性の採用は進んでいないのが現状です。
ギオンは今回の規格の目的について、以下の2点を挙げています。
- ● 女性ドライバーに対するアンコンシャスバイアス(偏見)を解消すること
- ● 物流業界における女性の「自分らしい美しさ」と「働き方」の両立を支援すること
ギオンは今回の企画で、TAYAのヘアメイクを通して、「トラックドライバーは男社会」という固定概念を打ち崩し、女性ドライバーのイメージ向上をめざします。そのうえで、女性が働きやすい環境も整え、人手不足の解消や、多様性の向上も目標としています。
一方の美容業界でも、長時間労働や低賃金などが原因で、美容師不足が深刻です。TAYAはこの課題に対して様々な取り組みによって業界の魅力を高めるべく尽力しており、今回の企画もその一環といえます。
今回のコラボレーションでは、TAYAのヘアメイク技術を用いて、女性ドライバーの皆様により美しく輝いていただくことで、女性ドライバーのイメージ向上と人材採用の促進に寄与することを目指しています。
物流業界ではドライバー不足が大きな課題です。厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、トラックドライバーの有効求人倍率は2023年4月の段階で2.11倍となっており、全職業の平均は1.13倍と比較しても人手不足が深刻な状況といえます。
また、トラックドライバーは、女性の進出が他の職種と比較しても進んでいません。そこで、国や運送業界は、人手不足解消に向けた一手として、女性ドライバーの積極的な採用に乗り出しています。しかし、「トラックドライバーは男社会」という固定観念は未だに根強く、女性の採用は進んでいないのが現状です。
- 1. ヘアメイクでより美しく
- 2. ドライバーの業風景の撮影
- 3. 座談会
順番に見ていきましょう。
ヘアメイクでより美しくギオン社員である女性ドライバー3名がヘアメイクの悩みをTAYAのスタイリストに相談し、カラーやカット、メイクで変身しました。「普段はノーメイク・髪の毛は束ねてしまう」と言っていたドライバーがナチュラルに美しく変身するなど、ひとりひとりの課題に即した施術で、TAYAの技術力の高さが発揮されました。
ドライバーの業風景の撮影ヘアメイクを受けたドライバー3名が、トラックの前で写真撮影を行いました。私服・制服の2パターンを撮影することで、日常と非日常をそれぞれ表現しました。ヘアメイクの効果もあり、ドライバーからは普段以上の笑顔が見られました。
座談会女性ドライバー3名に、ギオンの人事部、メディアの記者を加えて、「女性ドライバーの夢と実現」をテーマに座談会を実施しました。ドライバーを目指したきっかけや、仕事のやりがいのほか、悪天候時の運転の困難さや、健康面での不安など、女性ドライバー特有の課題などについて語りました。
ギオンは今回の座談会について、「女性ドライバーが働く環境の整備を始める大切な一日となりました」とコメントしています。座談会で語られた課題をしっかりと受け止めたうえで、女性が長く安心して働ける環境を実現していきたいとしています。
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外免切替制度内容変更、助成金について
海外で取得した免許を日本の免許に切り替える制度である「外免切替」。近年、この外免切替での免許取得者の問題が多発しています。その内容は「交通事故」、「交通マナー」です。外国人によるひき逃げや逆走が続発 問題が増加していることを受け、警察庁は10月1日より、外免切替を厳格化することを決定しました。今回は、どこが変更されたのか、今後どういったことが見込まれるのかをご紹介していきます。 -
外国人が好む募集要項
2025年春、特定技能制度に新しく追加された業種「自動車運送業」。現在、少しずつ参入企業が増え、採用活動を行っている企業が増えています。今後さらに多くの企業が参入し需要が供給を超え、人材の引き合いが見込まれるこの制度ですが、外国籍ドライバーが集まりやすい募集要項はどういった内容なのでしょうか。今回は、外国人の候補が好む条件について実際の声も参考にし、ご紹介します。 -
外国人ドライバーを検討する上での国籍比較
特定技能制度は、国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度です。2018年に在留資格「特定技能」が創設され、2019年4月から受入れが可能となりました。自動車運送業分野においては、特定技能1号について受入れが可能な分野として2024年4月新たに定められました。 -
トラックドライバーの喫煙率は平均の3倍以上 健康リスクだけではなく交通事故のリスクも
2025年7月、全日本トラック協会(全ト協)は、「ドライバーの健康増進に向けた取組の推進」の一環として、「運転中だけたばこをお休みしてみませんか? 」と題した啓発チラシを作成しました。それに合わせて本記事では、トラックドライバーの喫煙状況や、一般的な喫煙のリスク、トラックドライバーならではの喫煙リスクなどについて解説します。 -
多くのドライバーが「運転中に眠気による危険」を体験 睡眠不足が招くリスクとは
2025年7月、全日本トラック協会(全ト協)は、「いい仕事は快適な睡眠から 」と題した啓発チラシを公開しました。これは「ドライバーの健康増進に向けた取組の推進」の一環として作成されたものです。そこで本記事では、トラックドライバーの睡眠不足が招くリスクや、睡眠のチェック方法などについて解説します。