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ドライブワーク通信
「EVトラック対応充電マップ」が登場
Googleマップ上で閲覧可能なため、実際にEVトラックを運転するドライバーや、今後EVトラックの導入を検討している事業者にとっても利用しやすいサービスとなっています。
EVトラックの導入障壁になっている要因のひとつに「充電が切れることなく運行できるかが不安」いったマイナスイメージがあります。
事実、F-ZEROが大手食品メーカーや化粧品メーカーに対して実施したヒアリングの中でも「EVトラックを導入した場合、中・長距離輸送の際に、万が一でも充電切れが起こらないかという不安がある」といった運用上の不安が多く聞かれました。
そういった不安の解決することを目的に、「EVトラック対応充電マップ」は開発されました。F-ZEROは、本マップによってEVトラックの普及率を高め、日本における「ゼロエミッション物流」の浸透促進を期待するとしています。
「EVトラック対応充電マップ」では、2~3トンサイズのトラック(小型トラック)が駐車可能かつ、EV充電設備を備えたスポットをGoogleマップ上に表示します。サービススタート時点では、F-ZEROが本社を置く三重県内が対象となっていますが、今後は他県や大型トラックにも対応していく予定となっています。
「ご利用いただきたいユーザー」としては、EVトラックドライバー、EVトラック導入検討事業者、ゼロエミッション物流を目指す事業者などが挙げられています。また、公式サイト内からは、拡充対象地域のリクエストを出すことも可能です。
2021年4月、政府は2030年までのCO2排出量を、2013年度比の46%減とする目標を発表しました。運輸セクターにも37.5%の削減が求められており、実現のためには2022年以降、毎年4%程度のCO2を削減していかなければなりません。
とはいえ、日本の物流事業者の99%は中小企業であり、人材不足や競争の激化などによって経営状況は決して明るくはありません。そういった中でも、中~長期的な成長を見据えるなら、やはりサステナブル対応も無視できない経営課題となっています。
そこでF-ZEROは、CO2排出ゼロの「ゼロエミッション物流」を目指し、カーボンニュートラル時代の先駆者として、各物流事業者や荷主企業の問題解決に取り組んでいくとしています。
文/BUY THE WAY lnc.
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