HOME > ドライブワーク通信 > 事故防止に役立つヒヤリ・ハット映像
ドライブワーク通信
事故防止に役立つヒヤリ・ハット映像
トラック事故の実に9割が、免許取得から10年以上経ったベテランドライバーによって起きていることをご存知ですか?
運転に慣れたドライバーこそ、事故の危険性は常に心に留めておきたいものです。
全日本トラック協会のWEBサイトでは、会員事業者から提供されたドライアブレコーダーの映像をもとに作成したヒヤリ・ハット映像を視聴することができます。定期的にチェックし、適度な緊張感を持って運転に臨むと良いでしょう。
ヒヤリ・ハットとは、結果的に重大事故にはならなかったものの、その一歩手前の、危険な事例のことです。ヒヤリ・ハットの事例を共有することで、普段の業務に潜む危険を再認識し、危機意識を高めることで、事故を未然に防止する効果があります。
事例1:駐車車両の多い細い路地
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00001
駐車車両の多い道を走行中のヒヤリ・ハットです。交通量や人通りは少なく、一見すると危険な道には見えませんが、実は駐車車両による死角が多く、注意が必要です。映像では、車の陰から飛び出してくる子どもと危うく接触するところでした。
事例2:住宅街の交差点
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00043
交差点でのヒヤリ・ハットです。映像では自転車の方が「止まれ」の表示を無視して飛び出してきました。ルールに違反しているのは自転車の側ですが、仮に接触事故になっていた場合、どうしてもトラックのほうが加害者になってしまいます。周囲のひとが交通ルールを破ることもあると念頭に入れ、注意を心掛けましょう。
事例3:夜間の交差点
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00035
夜間のヒヤリ・ハットです。無灯火の自転車が車道に出てきたため、気付かなければ接触していたかもしれませんでした。こちらもルールを破っているのは自転車の方ですが、相手の違反でこちらが加害者になりかねなかったという事例です。
事例4:コンビニ駐車場
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00009
コンビニ駐車場でのヒヤリ・ハット。方向転換の際、脇の死角から飛び出すようにして追い抜いてきた乗用車に、接触する危険がありました。方向転換を行う場合は、周囲への確認をよりいっそう入念に行う必要があります。
事例5:狭い路地
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00016
人通りが少なく、狭い路地を走行中、路端に駐車して荷役作業を行っていた別のトラックから、荷物が倒れ込んできたというヒヤリ・ハットです。閑静な通りであってもスピードを出しすぎず、周囲に注意を配ることで、不測の事態にも事故を防ぐことができます。
事例6:郊外路のカーブ
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00010
郊外路のカーブで起きたヒヤリ・ハットです。このように見通しの良い道では、ついスピードを出しすぎてしまうドライバーも少なくありませんが、映像ではカーブで膨らんできた対向車とあわや衝突するところでした。
事例7:見通しの悪いカーブ
https://www.jta-hiyari.jp/movie/?id=00004
見通しの悪いカーブでのヒヤリ・ハットです。カーブを抜けた先では渋滞が起こっており、もしもう少しスピードが出ていたら追突して玉突き事故が起きていたかもしれません。
文/BUY THE WAY lnc.
-
インドネシア視察 2日目(バリ編)
本日の目的地はバリ島にある送り出し機関。距離にして、1200キロくらい。移動は飛行機でフライトは2時間程。早起きをして空港へ向かおうとするが、、、 -
私達がネパールを推す!理由。
ネパールは各国に比べてトラックドライバーの経験者が圧倒的に多く、長距離の長距離の山間部の運転を経験してきております。運転スキルの見込める人材が多数おられます -
特定技能視察旅録 インドネシア
自宅を出たのが朝7時くらい。そこからインドネシア空港に着いたのがインドネシア時間で20時 (日本時間22時)移動時間15時間程。非常に長い移動だった。 -
【特定技能】と【自動車運送業】
特定技能とは国が認めた外国人向けの労働ビザです。以前までは人手不足と言われる介護や建設業などの12分野に限られていたのが人手不足が深刻化している 自動車運送業も2025年4月から新たに追加されました. -
日本語レベルの低い外国人の雇用手段
高い日本語能力の必要になる業務に対してN4レベルの外国人を雇用していくための対策として何があるのか。日本語能力の課題としてコミュニケーションの齟齬や、業務指示の理解不足、勘違いからのミスなどが挙げられます。この課題を少しでも解消していくための対策としてどういった取り組みがあるのでしょうか。