HOME > ドライブワーク通信 > 車中泊のお供に役立つグッズ紹介
ドライブワーク通信
車中泊のお供に役立つグッズ紹介
2018年6月からの新制度で、睡眠不足のドライバーはトラックやバスの運転ができなくなりました。これにより、車中泊をすることが多い長距離ドライバーにとっては、車内で質の良い睡眠を取ることの重要性が従来以上に高まったといえます。
そこで本記事では、車中泊をする際に役立つ製品について紹介していきます。
・DC-DCコンバーター
通称「デコデコ」。トラックドライバーなら誰もが導入している定番アイテムです。乗用車とトラックでは対応している電圧がそれぞれ違います。乗用車が12v、トラックは24vです。カーナビをはじめとする車載機器の多くは乗用車の12vで使うことを想定しているため、トラックの24vでは利用できません。しかしデコデコを使えば、24vから12vに変換できるため、多くの車載機器が利用可能になります。
・DC-ACインバーター
通称「インバーター」。トラックの中で家庭用のコンセントが利用できるようになります。スマートフォンの充電や、電気ポッドでお湯を沸かしたりすることもできるようになるため、こちらも必需品といえます。シガーソケットにつなげるタイプと、バッテリーに直接つなぐタイプがあり、後者の方がより多くの電力量を扱えます。
トラック用のマットレスや布団、枕などは数多く販売されています。寝具の良し悪しは日々の睡眠に大きく影響します。
頻繁に車中泊を行うのであれば、多少高価であっても惜しみなく投資するポイントだといえます。
・耳栓
車中泊をするのは、いつも静かな場所だとは限りません。トラックステーションやサービスエリアなどでは、周囲の車両のエンジン音で目覚めてしまうことも少なくないでしょう。そんな時には耳栓が非常に重宝します。安価でシンプルですが効果的な対策です。
・アイマスクや遮光カーテン
人間は明るい環境ではなかなか眠れないものです。トラックステーションやサービスエリアなど、明かりのある場所で睡眠を取る場合や、昼間のうちに仮眠を取る必要がある時には、アイマスクや遮光カーテンを使って外部からの光をシャットアウトすると良いでしょう。
・暑対策に「蓄冷式冷房装置」や「パーキングクーラー」
熱帯夜の寝苦しさは車中泊の大敵。かといって車のクーラーを一晩中点けていては、経済的にも環境的にも悪影響ですし、最悪バッテリーが上がってしまいます。そんな時のために「蓄冷式冷房装置」や「パーキングクーラー」など、エンジンを切っていても使用できる冷房装置があります。
・寒さ対策には電気毛布や電気アンカ
布団を被っていても寒くて眠れない夜には、電気毛布を使用して暖を取りましょう。トラック用に、デコデコなしでも使用できる24v対応の製品も発売されています。また布団の中に湯たんぽや電気アンカを入れるのもおすすめです。
・お風呂セット
全国各地のトラックステーションでは、シャワールームやお風呂が設置されているところもあります。お気に入りのシャンプーやボディーソープ、バスタオルなどに加え、これらを持ち運ぶカゴも用意しておくといいでしょう。
・汗ふきシート
運行ルートによっては、どうしてもお風呂に入れないこともあります。そんな時のために汗ふきシートを用意しておきましょう。お風呂と同じようにとはいきませんが、それでもずいぶんさっぱりするはずです。
文/BUY THE WAY lnc.
-
国外採用と国内採用の違い
外国人ドライバーの採用には、国内採用と国外採用の2種類があり、それぞれに特色があり、メリット、デメリットが存在する。今回はそれぞれの特徴や違いについて紹介する。 -
特定技能外国人が日本に来るまで
現在の日本では、ドライバーの人手不足問題に直面している。 最近では特定技能外国人のドライバーでの活躍が期待されている。 特定技能外国人はどのような教育や手配を経て日本に来日するのか。 -
外国人ドライバー受入制度の新設
外国人ドライバー受入制度の新設 -
東大IPCがロボトラックに出資 2024年問題の早期解決を目指す
東京大学共創プラットフォーム株式会社(以下:東大IPC)が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下:AOI1号ファンド)は、株式会社ロボトラック(以下:ロボトラック)への1.5億円の出資を決定しました。ロボトラックは、自動運転大型トラックソリューションを開発する企業です。 -
新物流効率化法について解説 令和7年4月1日より施行
令和7年4月1日より、「新物流効率化法」が施行されました。これは従来の「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」を基に、名称と内容が改正されたものです。