HOME > ドライブワーク通信 > 9・10月は自動車点検整備推進運動の強化月間
ドライブワーク通信
9・10月は自動車点検整備推進運動の強化月間
このチラシは、大型自動車は事故が起きた際の被害が大きくなりやすいため、日頃の点検・整備をより徹底させる必要があることを説きつつ、「車両脱輪事故」と「車両火災事故」の対策に焦点を置いた内容となっています。
それぞれの内容について見ていきましょう。
大型自動車の車両脱輪事故は増加傾向にあります。
平成24年には15件でしたが、令和2年には131件も発生しています。
車輪脱輪事故は、主にタイヤ交換時の作業不備と、タイヤ交換後の保守管理の不備により発生するとされています。
中でも冬タイヤに交換する11月~2月の期間は、発生件数が特に多くなっています。
今回のチラシにUQコードが掲載された、車輪脱輪事故の対策ページでは、車両脱輪事故を防ぐために注意すべきポイントとして、以下の4点が紹介されています。
1.清掃と給脂
タイヤ交換の際には、ボルト・ナットの清掃をきちんと行い、エンジンオイル等の潤滑剤を薄く塗りましょう。なお、清掃・給脂を行っても、ボルト・ナットがなめらかに回らない場合は、交換してください。
2.確実な締め付け
ボルトを締付ける際には規定の締め付けトルクを用い、正しい締め付け順序で行いましょう。
3.締め増し
タイヤの交換直後は、初期なじみによってゆるみが発生し、脱輪しやすくなります。初期なじみは、正しく締め付けを行っても必ず発生するので、50~100Kmの慣らし走行を実施した後に締め増しを行いましょう。
4.日常の点検
1日に1回、運転前にボルトやナットに触り、点検する習慣をつけましょう。点検の方法としては、点検ハンマーを用いた打音点検、ホイールナットマーカーやマーキングなどを活用する目視点検があります。
普段とは異なる点を発見した際には、軽く見ることなく整備に回すことが肝心です。
チラシ内では、大型自動車の火災を防ぐためのポイントとして、下記の項目に着目するよう呼びかけています。
- ・普段より加速しづらい、減速しやすい
- ・ブレーキが普段よりも効きづらい
- ・ハンドルが異常に振動する
- ・ハンドルを取られる
- ・聞き慣れない音がする
- ・ゴムや樹脂が焼けるような臭いがする
- ・煙が発生している
- ・電気機器が異常な動作を起こす
- ・ヒューズが切れる
- ・警告灯が点滅する、警報ブザーが鳴る
該当する項目がある場合には、速やかに停車し、異常がないかを確認するようにしましょう。
文/BUY THE WAY lnc.
-
改正物流効率化法が4月1日に施行も、7割の企業が「内容を知らない」と回答
帝国データバンクは、2026年4月1日に施行された「改正物流効率化法」に関するアンケート調査を行い、その結果を5月28日に公表しました。調査対象となったのは全国の2万3,083社、うち有効回答があったのは1万538社で、回答率は45.7%でした。 -
車道に増えた自転車、トラックドライバーにはどう見えている?
2026年4月1日より、改正道路交通法が施行されました。なかでも大きな注目を集めたのが、自転車の交通違反に対する「青切符」の導入です。これにともない、車道を走行する自転車の数が急増したことは、トラックドライバーにとっても気になるポイントでしょう。株式会社Azoopは、全国のトラックドライバーを対象に、「自転車の車道走行に関するアンケート」を実施し、2026年5月28日にその結果を公表しました。 -
求職者からの信頼が向上する「働きやすい現場認証制度」とは
2020年8月に国土交通省が創設した「働きやすい現場認証制度(正式名称:運転者職場環境良好度認証制度)」は、トラック・バス・タクシー事業者を対象に、職場環境改善への取り組みを可視化する制度です。認証を受ければ、自社が「安心して働ける会社」であることを客観的に示せます。これにより、求職者が安心して応募できるようになるため、運送業界の慢性的な課題である、ドライバー不足の軽減が期待できるでしょう。 -
トラックドライバーが賃上げを実感しにくい背景とは
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、トラックドライバーの賃金は緩やかな上昇傾向にあります。一方で、「賃上げを実感できない」「生活が楽にならない」というトラックドライバーの声は小さくありません。 -
4月1日より施工「改正トラック法」の主な変更点
2026年4月1日より、トラック適正化二法(以下、改正トラック法)が施行されました。これは、長時間労働や多重下請け構造、不透明な取引慣行といった課題を是正するための制度改正です。また、いわゆる「2024年問題」への対応としての側面も持ちます。本記事では、改正トラック法による変更点のうち、トラックドライバーや運送事業者が押さえておくべきポイントについて解説します。












