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トラック荷台からの転落を防ぐために

全日本トラック協会は8月6日、厚生労働省より「陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けた一層の取組について」通知を受けたことを発表。労働災害防止に向け、業界を挙げて取り組むことの重要性を強調しています。

トラックドライバーの労働災害、多くは荷台への昇降時に発生

陸上貨物運送事業(トラック運送事業)における労働災害は荷役作業中に発生したものが全体の約7割を占めます。

特に多いのは荷台からの転落。うち4割はトラック荷台などへの昇降時に発生。その他の要因がどれも1割に満たず、昇降時に起こる事故の多さは突出しています。

また昇降時の転落のうち、3割は荷台から降りる時に発生していることも分かっています。

リヤとサイドにステップを付けて昇降性向上

トラックの荷台はもともとワンステップでは昇降できない構造。ステップを付けることで安全に無理なく昇降することができます。

バン型車のリヤステップ部を網状したり、バン型車のサイドステップ部にに穴開け加工を施すことで、滑り止め効果が期待でき、降雪時でも雪が積もりにくくなります。

格納式のリヤ階段ステップ(格納式)や、ウィング車のあおり内側ステップも、荷台への昇降を用意にする上で有効です。

ステップとグリップの合わせ技でがっちり3点支持

グリップを取り付けることで、ステップから足を滑らせたり、踏み外した時でも、転落時を防ぐことができます。ボディより外側に可動式のステップを取り付けることで昇降性を向上。持ち運び可能な手すり付荷台用ステップも便利です。

荷台の昇降時における転落防止チェックポイント

事故を防ぐためには、荷台へ昇降の際に適切な手順を踏むことが重要です。3つのチェックポイントを参照し、自身の昇降手順が適切かどうかを確認することができます。

1.バン型車のリヤ部

リヤドアフレームに装備したグリップを持ち、足物を見ながらリヤドア下部のリヤバンパー(またはステップ)に足をかける順序で、荷台に上がります。
降りる時もグリップを持ったままステップに足をかける順序で、荷台内側を正面に見て後ろ向きに降ります。
車体形状の都合上、両手でグリップを持つことは出来ませんが、荷台の床面に手を添えると前かがみ姿勢になるのでより安定します。

2.バン型車のサイド部

ドアフレームに装備したグリップを持ち、足元を見ながらサイドステップに片足をかけ、荷台に上がります。降りる時は上がる時の逆の順序で移動します。
サイド部はグリップをドアフレーム両側に装備できる場合が多く、両手で持てばより姿勢が安定し、安全に昇降することができます。

3.ウィング車、平ボディ車のあおり

あおりを下ろした際には、ステップだけでなくグリップや手がかりがないので、そのままでは昇降が困難。あおり内内側回転式ステップや、持ち運び可能な荷台用ステップ等を使用しましょう。
グリップは車体内部や荷台床面に装備。あるいは車体の柱などをグリップ代わりにします。

文/BUY THE WAY lnc.

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