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パッカー車のお仕事とは???
街の衛生を保つために、必要不可欠な存在となっているパッカー車。
今回はパッカー車のお仕事について徹底解説します。
パッカー車とは専門用語でゴミ収集車のこと。その名の通りゴミを回収する車のことで、他に集塵車などと呼ばれることがあります。法令上は「特種用途自動車」と呼ばれています。
ほとんどが2tトラックで、一回につき、1tから1.5tのゴミを収容することができます。これは、家庭用40リットルのゴミ袋およそ300個分に該当します。

パッカー車の運転手は、地域によって業者の形態が異なります。大きく分けると、公務員もしくは、地域に委託された民間業者の従業員の2種類です。
公務員の場合は家庭ゴミ収集がメインで、民間業者はそれに加え、古紙の回収や、飲食店から出た事業ゴミを回収するのがメインです。その他、産業廃棄物の回収など、内容は多岐にわたります。民間業者の場合は、回収と運転を一人で行うケースが多いそうです。
民間業者が扱う仕事の種類は以下の2種類です。
* 一般廃棄物運搬業…住宅街の周りの家庭ゴミや、飲食店の事業ゴミを回収する仕事です。細かく見ると、可燃ゴミ・資源ゴミなど複数の種類があります。
* 産業廃棄物運搬業…建築系のゴミや医療系のゴミなどの産業廃棄物を収集・運搬する仕事です。
ゴミ収集車の回収機構は大きく分けて3種類あります。
・プレス式
プレスでタンク内のゴミを2段階に分けて圧縮します。冷蔵庫などの大型家電すらも粉砕するパワーがあります。
・回転板式
掻き込み板で掻き込んだゴミを、タンク内でプレスして粉砕します。2枚の別々のプレートによって掻き込みとプレスを行うタイプです。
・ロータリー式
円形のドラムを回転させながら、ゴミを巻き込んで積み込むタイプです。上記の2タイプに比べるとプレス力が低いため、最近ではほとんど見なくなりました。

生活に欠かせないパッカー車。実際の仕事内容について、経験者にデメリットとメリットを聞いてみました。
【メリット】
・行政からの依頼が多いため、仕事が安定している。
「ゴミがなくなることはないので、繁忙期も閑散期もなく仕事量は安定」(Kさん 20代)
・始業時間が早く、終わるのが早い。残業もほぼなし。
「毎日ほぼ8時から始まり、17時には終わるケースが多い」(Tさん 20代)
「毎日ゴミを収集する時間は決まっているため、始業・終業時間が決まっていて、残業もないのが嬉しい」
(Fさん 40代)
・コミュニケーションが苦手でも出来る
「深夜・早朝の仕事なので、お客さんと会話する必要もない。一人で淡々と仕事をするのが好きな人に向いている」
(Tさん 20代)
・仕事内容を覚えるのが簡単
「ほぼルーティーンなので、仕事を覚えるのが簡単。別業種からの転職組も多くいる」
(Dさん 30代)
・高給与も見込める
「仕事は安定して供給されるので休まなければ高給与も見込める」(Tさん 20代)
「給料は平均25万円から35万円。年収は300万円から420万円。賞与があるとさらに上がる」
(Aさん 50代
【デメリット】
「重たいものを持つので体力がいる。昼寝などの時間があるが、1日3t以上の積み下ろしがある地域は大変」(Gさん 40代)
「プレス式と回転板式のパッカー車の場合、巻き込まれに注意。数人でチームを組んで仕事をする場合は、互いに安全に気を配っている」(Kさん 30代)
一般にパッカー車の仕事のイメージは3K(汚い・キツイ・臭い)。やはり、ゴミを扱うだけあって臭いは気になりますよね。
実際に働いている方に、意見を聞いてみました。
「家庭ゴミを扱う場合、夏場は臭いが制服に着く。シャワー完備の会社の場合には仕事後にすぐに洗い流すので気にならない」(Fさん 20代)
「産廃の場合は汚さや臭さはあまり問題がない。段ボール回収専用のパッカー車などの場合も臭いはあまり関係ない」(Gさん 30代)
パッカー車の運転には、小型もしくは中型免許が必要な場合が多いようです。
安定・残業なし・高給も見込めるとのことで、興味がある人は是非、求人をチェックしてみてくださいね!
文/BUY THE WAY lnc.
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