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楽って聞くけど、正直どうなの? コンビニルート配送のいろは
決められたエリア内のコンビニに商品を配送するコンビニルート配送。2011年には44,000店ほどだったフランチャイズチェーン店が2014年には51,000店舗ほどになるなど、コンビニへ配送するドライバーの需要も高まっている昨今。
しかし、実際にコンビニルート配送をした経験のあるドライバーに話を聞くと、「楽だ」と話す人もいれば「キツい」と辞めていく人もおり、人によって合う、合わないの差が著しく開いてしまう業務のようです。
そこで今回は、コンビニルート配送業への転職を考えている人に向けて、その業務内容、メリットとデメリット、待遇などをご紹介していきます!
「決められたエリア内のコンビニに荷物を届ける」という点では、どの会社も共通しているコンビニルート配送。ただし、会社や運搬する荷物によって、配送のスタイルが異なります。
配送回数について言えば、アイスと常温商品は1日1回、パンは1日2~3回などが一般的なようです。また、1人のドライバーがすべての種類の商品を扱うわけではなく、アイス担当のドライバーはアイスのみ、パン担当のドライバーはパンのみを各コンビニに配送していくスタイルをとるのだそう。
また、配送時間もまちまち。指定される時間によっては駐車スペースが見つけられず、荷物を載せながら所定の時間まで店舗周辺を回っていなければならないこともあります。
運任せなところはありますが、会社や運ぶ商品に伴って決まる配達の条件が自分にマッチするか否かで、仕事のやりやすさに違いが出ると言えそうです。

コンビニルート配送の業務内容がわかったところで、メリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
まずコンビニルート配送のメリットとしては「ルートが決まっている」ことがあります。これはコンビニに限らず、他のルート配送にも当てはまりますが、新しいルートを覚えなくて済むので、道に詳しくなくても比較的早く対応できるというメリットがあるのです。
また、基本的には手積み・手降ろしですが、一番重い荷物でも、ペットボトルが入った15kgほどの箱なので、他の配送よりもはるかに楽だという声も聞かれました。
一方、デメリットとしては、「時間指定が厳しく、プレッシャーになる」との声が聞かれました。コンビニルート配送の場合、無理なスケジュールが組まれていることも多く、そのことがドライバーたちに負担を与えています。また、時間を過ぎると、センターに電話で報告する規則がある会社も存在し、離職者が増える要因の1つとも言われています。とりわけ有名コンビニへのルート配送の場合、法定速度や時間の順守について厳しくなり、息苦しさを覚える人も中にはいるのだとか。
そのほか、配達する店舗数が多い分、「荷卸しが大変」、「癖のある店長との人間関係が大変」といった声も上がっています。
人によって得手不得手があるので、同じコンビニルート配送業務であっても、業務内容や特徴をしっかりと調べた上で、働き始めるようにしてくださいね。

業務内容やメリット・デメリットについて知り、興味を持ったら、最後に条件についても確認しておきましょう。
まず休日についてですが、配送先が年中無休のコンビニなため、暦通りの休日はとれないと思っていいでしょう。完全週休2日制をとっている会社も数多くある一方で、大型連休の取得は難しく、「有給を使っても4連休が最長」というケースが一般的なようです。
また、年収については350~400万円と、他の配送業務と同じくらいの額がもらえます。福利厚生も、会社によってまちまち。
同じトラック運転手の業務であっても、業務内容、待遇と適性をしっかり加味した上で選ぶのが良さそうです。
文/BUY THE WAY lnc.
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