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未経験でも大丈夫?異業種転職を果たした先輩ドライバーへのインタビュー。

心機一転! トラックドライバーとして働きたい!
とはいえ、「長く続けられるか不安」「上手く運転できるか分からない」など、心配事は尽きない。
そこで、今回は未経験から転職した先輩ドライバーに色々とアドバイスを貰ってきた。
あなたが運送業界への一歩を踏み出せる、きっかけになれば幸いである。

Q.トラックドライバーになった理由は?

「やはり、基本給+歩合制の高収入に惹かれましたね。もともと、コンビニの深夜帯で働いていたんですが、正社員として働きたい、今より安定した稼ぎが欲しい、という理由で未経験OKの会社を探しました。
ご縁があって、運送業界デビューを果たしたあとは、トラックの運転に苦労したり、仕事の流れやお客様への対応方法を覚えたり、慌ただしい日々が続きましたね。でも、先輩からのフォローもあって、ついにドライバーデビュー。歩合給をたくさん稼ぐためにも、相棒のトラックとバリバリ働いています」(Aさん/26歳/前職:フリーター)

高収入を狙いやすいのが、トラックドライバーの魅力のひとつ。
自分の頑張りが給与という形で還元される歩合制に、やりがいを感じるだろう。
Aさんのように、フリーターから転職する人は多数。未経験でも正社員として働けるチャンスがあるので、じっくりと求人を探してみてほしい。

Q.入社後、どんな研修を受けられるのか?

「先輩とのOJT研修が基本。最初は先輩のトラックに乗せてもらって、仕事の流れ、運転の仕方、注意すべき点などを教わります。ある程度慣れてきたら、今度は自分が運転する番。
はじめは運転のコツを掴んだり、配送ルートを覚えるのに苦労すると思いますが、先輩が隣にいるので心配いりません。早く仕事を覚えるためにも、職場に慣れるためにも、疑問点などがあれば積極的に質問するのをオススメします。
先輩からの"OK"が出たら、いよいよ独り立ち。転職してから4年経ちましたが、安全・迅速を心がけつつ、運転スキルを高める毎日です」(Bさん/34歳/前職:軽作業スタッフ)

会社によって異なるが、一般的に研修期間は3ヶ月。 その間、仕事の流れ、トラック運転の仕方、お客様への対応方法などをイチから教わる。大切なのは、分からないことがあればスグに質問すること。そのほうが、仕事を早く覚えられるし、仲間と良好な関係が構築され、働きやすくなる。
一人でいる時間が長く、気楽に働けるのがトラックドライバーの魅力。しかし、共に働く仲間とのコミュニケーションを図ることが、長く働き続ける秘訣であるのは間違いない。

Q.トラックドライバーとして、日頃から心がけていることは?

「まずは、明るく元気な対応を意識していますね。安全かつ迅速な運転は絶対遵守ですが、それは基本中の基本。ドライバーといえど、お客様と接するのが仕事ですから。
第一印象が悪ければ、損をするだけです。明るく、はっきりと、相手の顔を見て話す。
この3つを心がけるだけで印象はガラリと変わるし、自分の名前を覚えてもらえることで、仕事をスムーズに進められます。未経験でも人当たりの良さをアピールすれば、トントンと選考をクリアできるはずですよ」(Cさん/30歳/前職:営業)

トラックドライバーは接客業。
荷主や客先とより良い人間関係を築くために、明るく元気な対応は最低限必要となる。
一人でも対応が悪ければ、それがきっかけで取り引きが途絶えてしまうこともあるのだ。
逆に、全くの初心者でも営業力や接客スキルがあれば、快く歓迎してくれるだろう。

大きなトラックを運転すると思うと、どうしても尻込みしてしまう。しかし、どんなベテランのドライバーでも最初は未経験。
先輩からのアドバイスを受けながら、一歩ずつ成長すればいい。あとは、あなたの勇気次第。
思い切って、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

文/BUY THE WAY lnc.

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